2024.07.04

【妊娠中でも大丈夫!?】妊婦さんのピラティスの効果とは?

最近流行りのピラティスですが、妊娠中でもピラティスは行えるのかと疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

実は、身体に強い負荷をかけないピラティスは妊婦さんにもおすすめのエクササイズです。

そこで今回は妊婦さんにピラティスがおすすめな理由や注意点を解説していきます!

妊娠中のエクササイズにお困りの方はぜひ参考にしてみてください!

妊婦さんにもピラティスがおすすめな理由

ピラティスには様々なメリットがあり、身体の不調や悩みの改善に非常に効果的です。

負荷も調節できるため、妊婦さんでも安全に行うことができます。

種目のレパートリーも多いため、初めて行う方でも、妊娠のどの段階にも対応することができるでしょう。

ここではピラティスが妊婦さんにおすすめな理由を解説していきます!

運動不足の解消|妊婦さんにピラティスがおすすめな理由①

妊娠前後は、心身ともに大きな変化が訪れます。

特に、運動については注意が必要で、妊娠中は体を酷使しないようにしなければなりません。

ピラティスは胸式呼吸によるストレッチが中心なので、母体への負担を心配することなく安心して取り組むことができます

また、ただ単純にストレッチというわけではなく、インナーマッスルを鍛えることができるので、身体に負担をかけることができない妊婦さんの運動不足を解消する効果があります。

運動不足を解消することで妊娠による過剰な体重増加を抑えることができます

ピラティスを行って、適正な体重維持を目指していきましょう!

妊娠中~産後の身体の悩みにアプローチできる|妊婦さんにピラティスがおすすめな理由②

妊娠中~産後にかけて「尿漏れ」に関する悩みを持つ妊婦の方にとっても、ピラティスは有効です。

ピラティスは骨盤底筋群へのアプローチが期待できるためです。

骨盤底筋群をトレーニングすることで、尿漏れの症状緩和につながることが研究によっても示されています。

また妊娠中にピラティスで体を鍛えることによって妊娠中の心身を充実させるだけでなく、妊娠期間から出産、さらに産後の回復のためにも良い効果が期待できます。

出産に向けてピラティスで体力や筋力をつけることは産後の回復にも役立ちます!

リラックス効果でストレス解消|妊婦さんにピラティスがおすすめな理由③

妊娠期間中は身体に大きな変化が現れます。

ホルモンのバランスも平常時とは違って、崩れやすくなります。

つわりや食欲不振、便秘などの体調不良も度々起こり、そんな体調の変化は、心身ともに大きなストレスの原因になってしまいます。

ピラティスは、体を鍛えるエクササイズですが、本来のピラティスに加えてマタニティに特化したプログラムもあります。

規制のある動きから良いものを厳選して、赤ちゃんにも母体にも負担なく行えます。

運動をすることでストレス解消にも役立ち、筋肉を強化することで体の変化に耐えられる身体を手に入れることもできるなど、良いことばかりのストレス解消法となるでしょう!

妊娠期間に合わせた妊婦さんのピラティスライフ

妊娠中は身体の変化が活発で、ホルモンバランスも崩れやすいです。

そのため、妊娠期間に合わせたエクササイズを行うことが、自分の身体にとってもお腹の中の赤ちゃんを守るためにも大切です。

ここでは妊娠期間によって変わる運動計画を解説していくので、正しい知識で安全にエクササイズを行っていきましょう!

妊娠初期のピラティス

妊娠初期は、赤ちゃんを迎えるために体内が活発に働き始める時期です。

子宮が大きくなり、ホルモンの変化も始まるので、疲労感や吐き気、またはその両方が現れます。 

マタニティピラティスは妊娠中に合わせたプログラムとはいえ、妊娠初期にはピラティスなどのエクササイズは避けた方が良いとされており、ピラティス教室などでも行われていないことが多いでしょう。

妊娠初期は体を動かすことで体調が変化しやすく、つわりなどもひどい時期となっています。

16週を過ぎるまでは穏やかに過ごすようにしましょう。

妊娠中期のピラティス

お腹の大きさも目立ち始めたばかりで、張りや痛みも少なく積極的に体を動かすことができる時期です。

早産などのリスクも少ないため、ピラティスでしっかりと体を動かしてその後のお腹の大きさに耐えることができる身体を作っていきます。

むくみや腰痛予防のエクササイズも行います。

しかし、仰向けのエクササイズは最小限にすることを忘れないようにしていくことが重要です。

子宮が大静脈を圧迫し、赤ちゃんへの血流が制限される可能性があります。

妊娠後期のピラティス

出産に必要となる筋肉を鍛え、関節の柔軟性を高めます。

出産の体位を知り、心身ともにお産に備えていく時期です。

おなかの赤ちゃんが大きくなることで、その重みを支えるため背骨のカーブが大きくなり、肩は前に丸め、腰を前弯させている状態です。

妊娠中のこの時期には、緩やかな動きとストレッチが最も効果的と感じられるかもしれません。

無理をしないことが、大切です!

妊婦さんがピラティスを行う時の注意点

妊娠期間中は平常時と違って身体の変化も起こりやすく、ホルモンバランスも乱れやすいため、自分の身体と相談しながらエクササイズを行うことが大切です。

また正しい知識を得て運動をすることが重要になってきます。

ここでは妊婦さんがピラティスを行うときの注意点を解説していきます!

無理せず安全に行う|妊婦さんが行うピラティスの注意点①

妊娠期間中は身体の変化が起きやすく、ホルモンバランスもかなり崩れるため体重増加につながりやすいです。

だからと言って、過度な運動を行うことはかなり危険です。

妊娠期間中は誰でも身体に変化が起こるので、しっかり無理をするのではなく自分の身体と相談してエクササイズを行うようにしましょう!

また、お腹の赤ちゃんを守るためにも正しい運動方法で安全に行うことが大切です。

わからないまま行うのではなく、必ず医師や専門家に相談して安全にエクササイズを行うことを心がけていきましょう!

マタニティピラティスの勉強をした講師のレッスンに参加する|妊婦さんが行うピラティスの注意点②

ピラティス資格の中には、マタニティピラティスに特化した資格も存在します。

そのような資格を持つ、妊娠について学んだインストラクターのレッスンを受けるようにしましょう。

過去に妊娠経験があるインストラクターであっても、しっかり学んでいない人のレッスンは避けたほうがよいです。

自分の身体やお腹の赤ちゃんを守るためにも、しっかり情報を得て安心安全にピラティスを行えるところで、参加するようにしましょう!

事前に参加可能か確認する|妊婦さんが行うピラティスの注意点③

ピラティススタジオには「グループレッスン」「パーソナルレッスン」の2つがあります。

スタジオによっては、妊婦さん向けのレッスンを行っていない場所もあるので事前に確認するようにしましょう。

また、マタニティピラティスを行うのは、安定期に入ってからをおすすめします。

妊娠15週ごろまでは「器官形成期」と呼ばれ、あらゆる器官が発育するとても大切な時期です。

流産例の約90%が妊娠10週までに起こると言われています。

運動を始めるのは妊娠が安定する16週以降にしましょう。

また、マタニティピラティスのレッスンに参加する前に必ず医師の許可を得てから行うようにしましょう!

まとめ|【妊娠中でも大丈夫!?】妊婦さんのピラティスの効果とは?

今回は妊婦さんのピラティスの効果についてお話してきました。

いかがだったでしょうか。

ピラティスは自分の身体に合わせて行うことができるため、妊婦さんにも効果的なエクササイズです。

しかし妊娠期間中は身体に変化が起こりやすいため、無理せず行うようにしましょう!

無理をすると危険なので、運動を行う際は必ず医師に相談するようにしてください。

妊娠期間中にピラティスで身体を整えておくと産後にも役立つので、正しい知識を得てピラティスライフを楽しんでいきましょう!

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